🐒子供の顎の成長の石﨑歯科流目安🐒
2026.09.16
子どもの顎は、どうやって成長するの?
「うちの子の顎は、ちゃんと成長しているのかな?」
子どもの歯並びや顎の成長を見ていると、親御さんなら一度は気になると思います。
実は、子どもの顎はずっと同じように成長するわけではありません。
上顎と下顎では、成長する時期やスピードが違います。
石﨑歯科医院では、子どもの成長を考えるときに、スキャモンの成長曲線などを参考にしながら、年齢ごとの大まかな成長の流れをお話ししています。
3歳ごろ
「これから顎が大きくなっていく時期」
乳歯が生えそろい、顎も少しずつ大きくなってきます。
この時期は、歯と歯の間にすき間があることも大切。
乳歯の「すきっ歯」は、悪いことではありません。
むしろ、あとから生えてくる大きな永久歯のためのスペースを準備していることがあります。
6歳ごろ
「永久歯への交換が始まる時期」
6歳前後になると、最初の永久歯が生え始めます。
乳歯よりも永久歯の方が大きいため、
「歯が大きくなった!」
「急に歯並びが悪くなった!」
と感じることがあります。
でも、この時期はまだ歯並びが完成したわけではありません。
ここから永久歯への交換が進んでいきます。
6~9歳ごろ
「上顎の成長を特に見ておきたい時期」
この時期は、顔の上の部分や上顎の成長が進む時期です。
一方、下顎はその後も成長を続けます。
そのため、子どもによっては、
「ちょっと出っ歯っぽく見える」
ことがあります。
これだけで「出っ歯」と決めつける必要はありません。むしろ良い!
成長途中の一時的なバランスとして見られることもあります。
ただし、反対咬合(受け口)や、顎の左右差、強い出っ歯などは、成長を見ながら早めに確認した方がよい場合があります。
9歳ごろ
「上顎の成長は大きな節目」
9歳ごろになると、頭部や上顎の成長はかなり進んできます。説明時には、わかりやすく9割成長完了✅しているよ、と説明しています。
ただし、
「9歳になったら上顎の成長が完全に終わる」
という意味ではありません。
成長のスピードには個人差があり、性別や成長の早さによっても違います。
だからこそ、年齢だけで判断するのではなく、
「今、この子がどんな成長をしているのか」
を見ることが大切です。
12歳ごろ
「永久歯の歯並びができてくる時期」
12歳前後になると、永久歯への交換がかなり進み、永久歯列が完成に近づいてきます。
ただし、これも個人差があります。
「12歳になったら全員完成!」
というものではありません。
そして下顎は……
下顎は上顎よりも長く成長を続けます。
特に思春期には、身長が伸びるのと同じように、下顎の成長が目立ってくることがあります。
だから、
「小さいころは普通だったのに、思春期になって急に下顎が前に出てきた」
ということもあります。
石﨑歯科医院では、年齢だけで判断しませんが、わかりやすく平均的な事として、記載しています。
子どもの顎の成長には、かなり個人差があります。
だから、
3歳だからこう。
6歳だからこう。
9歳だからこう。
と、年齢だけで正常・異常を決めることはできません。
大切なのは、
「今、どの成長段階にいるのか」
「上顎と下顎の成長のバランスはどうか」
「永久歯が生えてくるスペースはあるか」
「この先、どんな成長をしそうか」
を見ることです。
子どもの歯並びは、完成してから見るだけではなく、
「成長している途中だからこそ、見ておく」
ことに意味があります。
3歳 → 顎が大きくなり、乳歯のすき間ができてくる
6歳 → 永久歯への交換が始まる
9歳 → 上顎の成長が進み、上下の顎のバランスを見る
12歳前後 → 永久歯列が完成に近づく
その後 → 下顎を含め、思春期の成長が続く
この流れを知っておくだけでも、「今の歯並びは大丈夫かな?」を見る目が少し変わります。
石﨑歯科医院では、歯だけを見るのではなく、「これからどう成長していくのか」まで考えて、子どもの口の中を見ています。