小児矯正
- トップページ
- 小児矯正
お子様にこんな習慣ありませんか？
食べる、話す、その他の機能が発達していないか正常に機能獲得ができていない場合、このような症状がみられることがあります。
- 口呼吸
- いつも口が空いている
- 食べるのが遅い、早い、くちゃくちゃ音がする
- 舌足らず、発音がおかしい
- 指しゃぶりをする
- 歯が重なっている
- 歯が変な向きに生えている
大きくなってから困らないためにも、早めに歯医者さんに聞いてみましょう。
※画像クリックで拡大して表示できます。
小児矯正について
- 早期の問題発見
- 話しやすさの改善
- 発育促進
- 将来の治療の軽減
- 虫歯や歯周病の予防
- ストレスの軽減
- 自信の向上
- 美しい笑顔を形成
小児矯正というのは、単に歯ならびを整えるだけではなく、あごの成長や咬み合わせのバランスを整えていく治療です。子どものうちに治療を始めることで、将来の永久歯矯正がスムーズになり、抜歯をせずに済む可能性も高まります。また、口呼吸や舌の癖、指しゃぶりといった習慣を改善して、発音や噛み合わせ、見た目のバランスまでサポートしていくことも大きな目的です。
治療を始めるタイミングとしては、乳歯と永久歯が混ざっている「混合歯列期」、だいたい6〜10歳ごろが目安になります。特に前歯や奥歯が生え始めた頃が相談の良い機会です。もし前歯のガタガタや出っ歯、受け口、口呼吸やいびき、片側だけで噛む癖などが気になったら、石﨑歯科医院に、ご相談下さい。
治療の流れとしては、まずお口の状態を検査して、治療が必要かどうか、どんな方法が合っているかをご説明します。その上で「I期治療」と呼ばれる成長期の矯正を行い、あごの広さを整えたり、スペースを作ったり、癖を直していきます。その後は経過を観察し、必要であれば中学生以降に「II期治療」でワイヤー矯正やマウスピース矯正を使って仕上げを行います。
治療期間はI期で12歳位までが目安です。通院は3〜8週間ごとに必要になります。装置を入れたばかりの頃は違和感や痛みが出ることもありますが、個人差はありますが、数日で慣れることが多いです。
ご家庭でのサポートとしては、装置を正しく使うこと、歯磨きをしっかり行うことがとても大切です。特に装置の周りは汚れがたまりやすいので、仕上げ磨きやフッ素の活用が欠かせません。また、装置の装着時間を守ったり、口呼吸や舌の癖を直す練習を続けることが治療成功の鍵になります。
矯正治療は、永久歯が生えそろってからでも可能ですが、あごの成長を利用できる子どもの時期に始める方が有利です。治療方法や装置に関しましては、お子さまの状態によって異なりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
小児矯正の種類
ワイヤー矯正
「1期矯正」混合歯列
お子様の生活習慣や癖により口腔内の状態は大きく左右され乱れていきます。早期に発見し改善修正することにより健やかな成長を見守ることができます。
1期矯正は見た目「歯を綺麗に並べる」の矯正治療というより「成長の手助けを」のための矯正治療と考えてください。
混合歯列期で、協力していただける親子さんには、とても有効な治療です。成長期に顎の成長の手助けや歯のねじれの調整をできるだけトータルに行うことを「1期矯正・顎顔面骨格矯正」としています。また、わずかなスペース不足のお子様には、床矯正のみの矯正治療も行っております。
表側矯正
表側矯正は、歯の表側にブラケットを装着してワイヤーで歯を動かす、一般的に最も知られている矯正方法です。治療中もブラケットが見えるため目立ちやすいですが、非常に効果的で幅広い歯並びの乱れに対応できます。精度が高く、計画的に歯を動かせるため、難しい症例や複雑な歯並びの矯正にも適しています。また、ワイヤーの調整や素材の選択により、治療の快適さや見た目の改善も可能です。
部分矯正
部分矯正は、前歯だけなど一部分の歯並びを整える治療です。当院では、MTM（Minor Tooth Movement）という方法を使用し、前歯だけの軽度な歯並びの乱れを短期間で改善することも可能です。部分的な矯正であれば、治療期間も短く、負担も軽減されます。
マウスピース矯正
プレオルソによる筋機能矯正
プレオルソは、成長期のお子様向けに開発された筋機能矯正治療です。透明なマウスピースを使用することで、歯並びだけでなく、口元や顔の成長もサポートします。この治療法は、歯の動きだけでなく、口周りの筋肉の機能を改善することが特徴です。プレオルソは取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際も便利で、お子様が無理なく使用できます。成長に合わせた段階的な治療により、無理のない矯正が可能です。
顎顔面骨格矯正について
成長期（12歳くらいまで）の矯正治療は、顎顔面骨格矯正を併用いたします。
7歳前後のお子様において、上下前歯の重なりが気になる場合、その理由にはいくつかの要因があります。まず、上顎骨に舌の圧がかからないことが挙げられます。この状態が続くと、上顎の成長が不十分となり、アーチが狭くなります。その結果、歯が生えるためのスペースが不足し、歯並びに影響を及ぼすことになります。
このような状況が続くと、健康で健やかな成長が妨げられ、体幹の発達にも影響を与える可能性があります。早期の矯正治療を行うことで、正しい顎の成長を促し、歯のスペースを確保することが重要です。お子様の将来のためにも、早めの対策をおすすめいたします。
小さな顎に大きな大人の歯は並びません！無理して並べる治療を当院はおすすめしません。成長期に出来ることをしっかり行いましょう。矯正治療は必須ではありません。親御さんからお子様へのプレゼントです！
当院では矯正治療を強く進めることもいたしません。ご希望の方は相談して頂くと、お子様の成長に関しての診断・ご説明をいたします。成長のお話には十分な時間が必要であり、検診ついでのご予約時間を伸びてのご説明はお断りしております。改めて時間をお取りします。
※自由診療のため、症例・使用材料に応じて金額が変わる場合があります。
少しでも永続性の高い、良い治療を受けていただけるよう材料や方法、料金のご相談をさせて頂いております。