😖歯髄炎‼️ほんとに辛い痛み
2026.08.29
石﨑歯科医院 お口の教科書
歯髄炎って、どんな病気?
「冷たいものがしみる」
「温かいものが痛い」
「何もしていないのにズキズキする」
このような強い歯の痛みが出ることがあります。
その原因の一つが、歯髄炎(しずいえん)です。
歯の中には「歯髄」という、神経や血管が入っている大切な組織があります。
虫歯が深くなったり、歯に強い刺激が加わったりすると、この歯髄に炎症が起こることがあります。
これが歯髄炎です。
歯髄炎になると、なぜこんなに痛いの?
歯の神経は、硬い歯の中に囲まれています。
炎症が起こると歯髄の中で血流が増えたり、組織の圧力が高くなったりするため、強い痛みにつながることがあります。
特に、
何もしていないのにズキズキする
夜になると痛みが強くなる
温かいものがしみる
痛みがしばらく続く
といった症状が出ることがあります。
歯髄炎では「麻酔が効きにくい」ことがあります
歯髄炎の治療で、患者さんから
「麻酔をしたのに、まだ痛いです」
と言われることはよくあります。
これは、麻酔の量が少なかったり、麻酔の打ち方が悪かったりするとは限りません。
強い炎症が起こっている歯では、局所麻酔が効きにくくなることがあります。
炎症によって周囲の組織の環境が変化し、麻酔薬が十分に作用しにくくなることなどが、その理由の一つと考えられています。
特に、下の奥歯などでは麻酔が効きにくいことがあります。
そのため、歯髄炎の治療では、麻酔を追加したり、別の方法を組み合わせたりすることがあります。
しかしながら、麻酔が効かない事の方が多いのが現実です⤵️
「痛いと言ったら治療を止めてもらえるかな……」
と我慢する必要はありません。
もちろん麻酔が効かず、歯の中の炎症を持った神経の処置は、できません、、。
麻酔の効き方を確認しながら、必要に応じて追加の麻酔などを行い、できるだけ痛みを抑えて治療を進めます。一定量の麻酔をしても、やはり麻酔が効かない際には、日を改めざるを得ないことも多々あります。
歯髄炎は、自然には治りません。
一時的に痛みが治まったからといって、
「治った!」わけではありません。
歯髄炎が進行すると、歯髄が壊死して痛みが一時的に軽くなることもあります。
その後、根の先に炎症が広がることもあります。
そのため、強い痛みや、長く続くしみ・ズキズキする痛みがある場合は、早めに歯科医院で確認することが大切です。
石﨑歯科医院から
歯髄炎の痛みは、本当に辛いものです。
そして、歯髄炎の歯は、治療しようとしても麻酔が効きにくいことがあります。
それでも、できるだけ痛みを抑えながら治療できるよう、麻酔の効き方を確認しながら対応します。
もし治療中に痛みを感じたら、我慢せずに必ず教えてください。
無理をした治療は、私にとっても患者様にとっても心苦しくなるため、麻酔が効かない際は、治療を中断し、日を改めて、再度、根の治療に取り組むようにいたします。