テトラサイクリン歯で、私が思う事🟤😌

2026.08.12

石﨑歯科医院 お口の教科書

テトラサイクリン歯って、どんな歯?

「昔から歯の色が気になっています。」

「生まれつき歯がグレーっぽいのですが、ホワイトニングできますか?」

このようなご相談があります。

これは、テトラサイクリン歯と呼ばれる変色かもしれません。

テトラサイクリン歯とは?

テトラサイクリン系の抗菌薬の影響によって、歯の形成時期に歯の内部へ色素が取り込まれ、歯が変色することがあります。

特に、歯が形成される時期に薬剤の影響を受けた場合に起こります。

そのため、

「生まれたときから、この歯の色だった」

と感じる方も少なくありません。

患者さんからすると、

「自分が生まれる前のことなんて分からない」

というのも当然だと思います。

ご本人が何か悪いことをしたわけでもありません。

どんな色になるの?

テトラサイクリン歯は、

・黄色っぽい
・茶色っぽい
・グレーっぽい
・歯に帯状の色がある

など、さまざまな見え方をします。

変色の程度には個人差があり、色が濃いほど改善が難しくなる傾向があります。

ホワイトニングはできるの?

ここは少し難しいところです。

一般的に、テトラサイクリン歯はホワイトニングで十分な改善が得られにくく、ホワイトニングの適応には慎重な判断が必要です。

普通の歯の黄ばみとは、変色の原因が違うからです。

ただし、

「絶対に白くならない」

というわけでもありません。

実際に、何回か根気強くホワイトニングを続けることで、色調がある程度改善したケースもあります。

ただし、効果にはかなり個人差があります。

過度な期待はしないでください

テトラサイクリン歯のホワイトニングでは、

「真っ白な歯になる」

ことを最初から期待するのではなく、

「今より少しでも色調を改善できる可能性があるか」

という視点で考えることが大切です。

変色の程度によっては、ホワイトニングだけでは十分な改善が難しく、別の方法を検討することもあります。

石﨑歯科医院から

テトラサイクリン歯は、患者さん自身が原因を作ったわけではありません。

「昔からこの色だった」

という方も多く、まずはなぜこの色になっているのかを知ることが大切です。

ホワイトニングについても、

「テトラサイクリン歯だから絶対に無理」

と最初から諦める必要はありません。

一方で、

「何回かやれば必ず真っ白になる」

というものでもありません。

歯の状態を確認したうえで、できることと、難しいことをきちんとお伝えしながら、できる事とできない事を、しっかりお話ししましょう。

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