口腔カンジダ症について🦠

2026.09.29

口腔カンジダ症について

口の中にも「カビ」が増えることがあります

口腔カンジダ症は、主に**カンジダ・アルビカンスという真菌(カビの仲間)**が口の中で増えることで起こります。

カンジダ菌は、もともと多くの人の口の中に存在しています。

普段は問題を起こさなくても、口の中の環境や体の状態が変化すると、カンジダ菌が増えて症状を起こすことがあります。

こんな症状があります

代表的なのは、

  • 舌や頬の粘膜などに白いものが付く
  • 白いものを拭うと、赤くなった粘膜が出てくる
  • 舌や粘膜がヒリヒリする
  • 口の中が痛い
  • 味覚がおかしい
  • 舌が赤く、つるっとした感じになる
  • 口角が切れる

などです。

ただし、口の中が白いからといって、すべてがカンジダ症とは限りません。

舌苔など、別の原因でも白く見えることがあります。

そのため、見た目だけで判断せず、口の中の状態を確認することが大切です。

なぜカンジダが増えるの?

カンジダ菌が増えやすくなる原因には、

  • 口の中が乾燥している
  • 入れ歯を長時間使用している
  • 口の中の清掃状態が悪い
  • 抗菌薬を使用している
  • ステロイド薬を使用している
  • 糖尿病などの全身状態
  • 免疫力が低下している

などがあります。

つまり、カンジダそのものだけを見るのではなく、

「なぜカンジダが増えたのか」

を考えることも大切です。

治療はどうするの?

まず、口の中を清潔にすること。

そして、必要に応じて抗真菌薬を使用します。

カンジダが増えた原因が口腔内の乾燥や清掃状態、入れ歯などにある場合は、そこを改善することも重要です。

ファンギゾンによる治療

当院では、口腔カンジダ症と診断した場合、状態に応じてファンギゾンシロップを取り寄せて処方することがあります。

ファンギゾンの有効成分はアムホテリシンBで、カンジダなどの真菌に対して作用する抗真菌薬です。

使用方法については、診察時に状態を確認したうえでご説明します。

大切なのは「カンジダを消す」だけではありません

カンジダは、もともと口の中にいる菌です。

そのため、薬で一時的に減らすだけでは、原因となっている口腔内の環境が改善されなければ、再び増えることがあります。

「カンジダがいる」
↓
「なぜ増えたのかを考える」
↓
「口の中の環境を整える」
↓
「必要なら抗真菌薬を使う」

この順番で考えることが大切です。

口の中の白さやヒリヒリする痛みが続く場合は、自己判断せず、一度、石﨑歯科医院にご相談ください。

公式LINEより写真などを添付していただいてもよいですね☺️☝️

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