唾石症🪨について解説!

2026.08.19

石﨑歯科医院 お口の教科書

「食事をすると、あごの下が痛い」

それ、唾石症かもしれません

唾液を作る「唾液腺」の中や、唾液が口の中へ出てくる管に、石のような硬い塊ができることがあります。

これを唾石(だせき)といい、唾石によって唾液の流れが悪くなる状態を唾石症といいます。

唾石は特に顎下腺(あごの下にある唾液腺)に多くみられます。耳下腺にもできますが、舌下腺にできるものは比較的まれです。

こんな症状がありませんか?

唾石症で特徴的なのが、

「食事をすると、あごの下や頬が腫れて痛くなる」

という症状です。

食べ物を見たり、食事をしたりすると唾液がたくさん作られます。

ところが、唾液の通り道に石があると、

唾液が出たいのに、出口が詰まっている

状態になります。

そのため、唾液腺が腫れて痛みが出ます。

食事が終わって時間が経つと、症状が少しずつ落ち着くこともあります。

石﨑歯科医院で見つけることができる唾石

唾石が口の中の出口に近い場所にあり、

「舌の下を触ると、硬い小さな石がある」

という場合があります。

このように、口の中から確認できる小さな唾石であれば、石﨑歯科医院でも摘出できる場合があります。

一方で、唾液腺の深いところにある唾石や、位置・大きさによって口腔内からの摘出が難しい場合には、口腔外科などの専門医療機関をご紹介します。唾石の位置によっては外科的摘出などが必要になります。

レントゲンで分からないこともあります

唾石はカルシウムを含むため、レントゲンで白く写ることがあります。

しかし、

「小さいから必ず写らない」

という単純なものではありません。

大きさや石の性質、位置によっては通常のレントゲンでは分かりにくいことがあります。

そのため、

症状はあるのに、レントゲンでは唾石が確認できない

ということもあります。

必要に応じてCTや超音波検査など、さらに詳しい検査が必要になる場合があります。

「食事をすると痛い」は大切なヒント

診察のときには、

「いつ痛みますか?」

ということを大切にしています。

特に、

「食事をすると腫れる」
「酸っぱいものを食べると痛む」
「唾液が出ると痛む」

という症状がある場合には、唾液の流れがどこかで妨げられている可能性を考えます。

レントゲンで石がはっきり確認できなくても、症状と診察所見から唾石症を疑うことがあります。

石﨑歯科医院から

唾石症は、簡単に言えば、

「唾液の通り道に石ができて、唾液が流れにくくなる病気」

です。

「食事をすると、決まってあごの下や頬が腫れて痛む」

そんな症状がある場合は、単なる歯の痛みではなく、唾液腺の病気かもしれません。

石の場所や大きさによって対応は変わります。

口の中から取れるものは石﨑歯科医院で。
深い場所にあるものや難しいものは、専門の医療機関へ。

無理にすべてを院内で治療するのではなく、その唾石に適した治療を選ぶことを大切にしています。

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